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[ロビーコンサート]令和元年度 第4回 盛岡第四高等学校音楽部ミニコンサート
2019年8月28日 掲載
岩手県民会館では月1回ロビーにてコンサートを開催しています。
無料でご覧いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。
時間は12:20~12:40です。
お昼休みに音楽を聴きながらちょっと贅沢に過ごしませんか?
令和元年度第4回のロビーコンサートは、盛岡第四高等学校音楽部の皆様に出演いただきました。盛岡第四高等学校音楽部は全日本合唱コンクールで5年連続の全国大会出場を果たし、昨年は初の金賞にも輝き、全国トップレベルの演奏を各地で披露しています。
曲目
- 星めぐりの歌/雨ニモマケズ
- うそつき
- Somebody to Love
- こころよ歌え
アンコール
- Shout Glory !
本日の開幕は、階段中央に立つ女子生徒1人のアカペラからスタートです。その澄んだ歌声へ引き寄せられるように、四方から縦横無尽に生徒達が集い、その動きとハーモニーが一点に揃い聞こえてきたのが、1曲目「星めぐりの歌」と「雨ニモマケズ」を重ねアレンジしたコーラスです。岩手を代表する偉人、宮沢賢治の詩に曲を付けたこの歌は、その歌声と演出により、早くも感動の頂点へと観客を導いてくれました。
2曲目「うそつき」は現実にはありえないことが歌詞となり、その内容の面白さを、ドラムを叩くような振り付けと「カンカン」「キンキン」といった合いの手によってリズミカルに楽しく演出されました。
女子生徒2名による自己紹介や曲の解説と案内は、真夏の昼下がりをほのぼのと、そして爽やかな雰囲気へと包み込んでいきます。
3曲目は、昨年映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも話題になったクイーンの代表曲「Somebody to Love」です。3年生のみで歌われたこの楽曲は、フレディ・マーキュリーを彷彿する男子生徒の歌声と、3年生ならではの大人っぽい手拍子による情熱的な演出でした。
4曲目「こころよ歌え」は、生徒達の紹介通り自分達、そして会場のお客様を励ます歌詞と感動的なソプラノによる歌声でした。
合唱が終わった瞬間は、一瞬の静寂とともに大きな拍手が生まれ、アンコールをのぞむ手拍子へと変化していきました。
アンコール曲「Shout Glory !」は男子生徒のテノールの声質が響き渡る、ソロをメインにした心動かす合唱でした。満員の場内は、今日一番の拍手とともにエンディングを迎えました。
次回のロビーコンサートもよろしくお願いいたします。
盛岡第四高等学校音楽部
本校は、新渡戸稲造の師クラーク博士の言葉「少年よ大志をいだけ」の「大志」を建学の精神とし、その「志」にかけて「志校」とも呼ばれ。今年で創立56年目を迎えます。混声と女声の2チームでコンクールに出場し6年目になりますが、この全国大会には女声で2度、混声で2年連続3年目、学校としては5年連続の出場となりました。感謝、謙虚、努力、一人一人が主人公、広げよう笑顔の輪 万里一空、これらの言葉を毎日唱和し、心をつかむBrillante Soundを聴く人の心を動かす音楽づくりを目標に活動しています!